オーダースーツ 2026.05.19
リネン・ウール・ポリエステル、夏のオーダースーツに向いている素材は?
夏のスーツ選びでよく聞かれるのが、
「暑い時期はどんな素材を選べばいいの?」
というご相談です。
特に夏用スーツでは、リネン・ウール・ポリエステルなどの素材が候補に上がります。
それぞれに特徴があり、涼しさだけでなく、見た目のきちんと感・シワの出やすさ・扱いやすさも変わってきます。
今回は、夏のスーツに使われる代表的な素材の特徴と、どんな方に向いているのかをわかりやすくご紹介します。
夏スーツの素材選びで大切なポイント
夏用スーツを選ぶときは、単に「薄い生地」を選べばよいわけではありません。
大切なのは、次のようなポイントです。
- 通気性が良いか
- 汗をかいても蒸れにくいか
- 見た目に清涼感があるか
- ビジネスシーンで使いやすいか
- シワになりにくいか
- お手入れしやすいか
夏場はどうしても汗をかきやすく、移動中や外回りではスーツの快適さが大きく変わります。
そのため、素材ごとの特徴を知っておくことが、失敗しない夏スーツ選びにつながります。
リネンの特徴|涼しさと清涼感が魅力
リネンは、麻の一種で、夏素材として人気の高い生地です。
見た目にも涼しげで、独特のナチュラルな風合いがあります。
リネンのメリット
リネンの一番の魅力は、通気性の良さと清涼感です。
生地にハリがあり、肌にべたっと張り付きにくいため、暑い季節でも軽やかに着られます。
また、見た目にも季節感が出やすく、夏らしい爽やかな印象を演出できます。
ジャケット単品やカジュアル寄りのセットアップにもよく使われます。
リネンのデメリット
一方で、リネンはシワになりやすいという特徴があります。
このシワ感を「味」として楽しめる方には向いていますが、きちんとした印象が求められるビジネスシーンでは注意が必要です。
また、素材感がカジュアルに見えやすいため、フォーマルな場面や堅めの職場では少しラフに見えることもあります。
リネンがおすすめの方
リネンは、以下のような方におすすめです。
- 夏らしい軽やかな雰囲気を出したい方
- ジャケット単品でも着回したい方
- 休日やカジュアルビジネスで使いたい方
- シワ感も素材の味として楽しみたい方
ビジネス用として選ぶ場合は、リネン100%よりも、ウールやポリエステルと混紡された生地を選ぶと扱いやすくなります。

こちらの生地はウール混紡なのでリネンの風合いを持たせつつシワになりにくいのでおすすめです♪
ウールの特徴|実は夏にも向いている万能素材
「ウール=冬の素材」というイメージを持たれる方も多いですが、実はウールは夏用スーツにもよく使われます。
スーツ生地に使われるウールは、季節に合わせて厚みや織り方が変わります。
春夏用のウール生地は薄く、通気性の良いものが多いため、夏でも快適に着用できます。
ウールのメリット
ウールの魅力は、きちんと感と快適さのバランスが良いことです。
天然素材でありながら、シワが戻りやすく、見た目にも上品です。
ビジネスシーンに必要な清潔感や信頼感を保ちやすいのが大きなメリットです。
また、ウールには湿気を吸ったり放出したりする性質があるため、蒸れにくく、汗をかく季節にも向いています。
ウールのデメリット
ウールは生地の種類によって、暑さの感じ方が大きく変わります。
秋冬向けの厚いウール生地を選んでしまうと、当然ながら夏には暑く感じます。
そのため夏用として選ぶ場合は、トロピカルウールや平織りの軽い生地など、春夏向けの生地を選ぶことが大切です。
ウールがおすすめの方
ウールは、以下のような方におすすめです。
- ビジネスでしっかり使える夏スーツが欲しい方
- 見た目の上品さを重視したい方
- シワになりにくい素材を選びたい方
- 初めて夏用スーツを作る方
迷った場合は、まず春夏用のウール生地を選ぶのが安心です。
きちんと感・快適さ・扱いやすさのバランスが良く、幅広いシーンで活躍します。

こちらの生地はウール100%で強撚糸で織りあげた生地なのでハリコシがあり、シワになりにくいのでおすすめです♪
ポリエステルの特徴|扱いやすさと耐久性が魅力
ポリエステルは、スーツ生地にもよく使われる化学繊維です。
丈夫でシワになりにくく、価格も比較的抑えやすいことから、実用性を重視する方に人気があります。
ポリエステルのメリット
ポリエステルの大きなメリットは、シワになりにくく、扱いやすいことです。
毎日の通勤や外回りでスーツを着る方にとって、シワが入りにくいのは大きな魅力です。
また、耐久性が高く、型崩れしにくい生地も多いため、頻繁に着用するスーツにも向いています。
ウールとポリエステルを混ぜた生地であれば、ウールの上品さとポリエステルの扱いやすさを両立できます。
ポリエステルのデメリット
一方で、ポリエステルは天然素材に比べると、蒸れやすく感じることがあります。
特に通気性の低い生地の場合、夏場は暑さを感じやすいこともあります。
また、生地によっては光沢が強く出たり、質感がやや硬く見えたりする場合もあります。
ビジネスで上品に見せたい場合は、素材の見え方にも注意が必要です。
ポリエステルがおすすめの方
ポリエステルは、以下のような方におすすめです。
- シワになりにくいスーツが欲しい方
- 毎日の通勤で気軽に着たい方
- お手入れのしやすさを重視したい方
- コストパフォーマンスを重視したい方
夏用として選ぶなら、ポリエステル100%よりも、ウール混紡の生地や通気性を考えた春夏向け生地を選ぶのがおすすめです。
夏スーツに一番おすすめなのはどの素材?
リネン・ウール・ポリエステルには、それぞれ良さがあります。
ただし、ビジネス用の夏スーツとして考えるなら、最もおすすめしやすいのは春夏用のウール生地です。
ウールは、見た目の上品さがありながら、通気性やシワの戻りやすさにも優れています。
きちんと感が求められる仕事の場面でも使いやすく、初めて夏用スーツを作る方にも選びやすい素材です。
一方で、カジュアルな雰囲気を楽しみたい方にはリネン、扱いやすさや耐久性を重視する方にはポリエステル混紡生地が向いています。
素材別のおすすめシーン
リネン
リネンは、カジュアルビジネスや休日用のジャケットにおすすめです。
軽やかで涼しげな印象があり、夏らしい着こなしを楽しめます。
ただし、シワが出やすいため、重要な商談やフォーマルな場面では注意が必要です。
ウール
ウールは、ビジネススーツ全般におすすめです。
営業職・管理職・接客業など、きちんとした印象が必要な方に向いています。
春夏用の軽いウール生地を選べば、暑い季節でも快適さと上品さを両立できます。
ポリエステル
ポリエステルは、毎日着る通勤用スーツや、コストを抑えたい方におすすめです。
シワになりにくく、扱いやすいため、実用性を重視する方に向いています。
ただし、夏場は蒸れにくさも大切なので、通気性の良い生地を選ぶことがポイントです。
オーダースーツなら素材選びから調整できる
既製品のスーツでは、サイズやデザインだけでなく、素材の選択肢も限られることがあります。
一方、オーダースーツなら、着用シーンや好みに合わせて生地を選ぶことができます。
たとえば、
- 外回りが多いので涼しさを重視したい
- 商談でも使えるきちんと感が欲しい
- シワになりにくい生地を選びたい
- 夏らしい軽いジャケットを作りたい
といったご希望に合わせて、素材や仕立てを選べるのがオーダースーツの魅力です。
夏場に快適に着られるスーツを作るには、素材だけでなく、裏地の仕様やサイズ感も大切です。
通気性を考えた仕立てにすることで、見た目のきちんと感を保ちながら、より快適に着用できます。
まとめ
夏スーツに使われるリネン・ウール・ポリエステルには、それぞれ違った特徴があります。
リネンは、涼しげで夏らしい雰囲気が魅力。
カジュアルなジャケットや軽やかな着こなしに向いています。
ウールは、上品さと快適さのバランスが良く、ビジネス用の夏スーツにおすすめです。
春夏用の軽いウール生地を選べば、きちんと感を保ちながら涼しく着用できます。
ポリエステルは、シワになりにくく扱いやすいのが魅力。
毎日の通勤用やコストパフォーマンスを重視する方に向いています。
夏用スーツを選ぶときは、素材の特徴を知ったうえで、着用シーンに合った生地を選ぶことが大切です。
当店では、夏におすすめの生地を多数ご用意しております。
ビジネス用からカジュアルジャケットまで、お客様の用途に合わせてご提案いたします。
夏でも快適に着られる一着をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。












